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箱庭2回目 & 浅利式児童画診断法* コラージュ効果? [チャイルドセラピスト]

2010/8/29

 今日の前半の授業は、前回やった箱庭の授業の続き。
  前回私ともう一人の2人が体験しましたが、今回はさらに4人のクラスメートが体験。
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      海をイメージした作品。
 
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         学童の指導員の方の作品。日々子どもと接して感じたことを表現。

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         自宅の庭(理想)をイメージ。

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       セラピストを目指す自身の気持ちを表現。

 実際は作品についてクライエントに解釈を話したりはしないけれど、あくまでもクライエントの理解のために、セラピストの中で理解する上での指針として・・・ということで教わったのは
 左側は、その人の内的世界、精神世界を
 右側は、外的世界、意識界を示すと思われることが多い。
 また、左と右に対して、過去と未来、母性と父性などを対応させる考え方もあるそうです。

 後半は、浅利児童画診断法について。
 子どもに自由に絵を描かせて、色使いや、モチーフや、全体の中での位置などから、心理を読み取るのですが、あくまでも統計的データに基づいた分析なので、とらわれすぎないように注意する必要もあります。
 授業では、何枚かの子どもの絵と、その子の背景にある事情とを照らし合わせてみました。
 たとえば、「言語障害で物が言えない」「お父さんが急死した」「おかあさんのお腹に赤ちゃんがいて、以前のようにおかあさんにかまってもらえない」子の絵はそれぞれどれか?など。
 子どもは無意識に書いているのだけれど、使う色合いや、モチーフなどから、心理が読み取れるというのは興味深いです。
 
 モチーフでは、
 太陽、ひまわり、山、三角形、灯台、塔、月、旗などは父親
 チューリップ、船、自動車、汽車、電車、馬、ゾウ、キリン、熊、飛行機などは母親
 アリ、カエル、イヌなどは本人を表すそう。

 その他、大まかにわけると
 高いもの、とがったもの・・・父親
 低いもの、平たいもの、丸い物・・・母親
 小さい物・・・本人
 を表すことが多いそうです。
 
 ふと気がついたのですが、ヒメが好きなもの、船、自動車、汽車、電車、ウマ、ゾウ、飛行機などはすべて母親を表すものばかり[目]

***
 先週やったコラージュ療法。その時はただ楽しい[るんるん]だったのが、数日経っても余韻が続き、いろんなことを思い出したんです。

 ひとつは、小学校高学年の頃から“自分の部屋作り”に興味を持ち始めたこと。
 そして中学生のころには、「私の部屋」だったか「My Room」とかいう名前の雑誌を何度か買ったり、友人に貸したりしたこともあったなぁと。
 中学生のころ、母と一緒にモデルルームを見に行くのも好きで、あちこち見て回った結果「三井ホーム」の家が良いね~ということになり、高校1年生の冬に家を建てたのですが、気に入っていた三井ホームにお願いして、家族全員で何度も打ち合わせに行き、それぞれの部屋の壁紙、電飾、備え付けの家具の取っ手など細かいものまですべて選んで決めていく作業が楽しかったことも思い出しました。お家やインテリアへの熱は、一度家づくりにとことん参加したことで、落ち着いたような気がします[家]

 もうひとつは、いまの自宅には2003年に越してきたのですが、リビングなどの二人の共有スペースのインテリアは、ナンピョン(夫)が好きなシンプルなものでいて、少し柔らかさがあるような、二人の意見が一致するところで落ち着いたのですが、当時二人家族だけで部屋に余裕があったので、ナンピョンが「一部屋好きにしていいよ。壁紙もカーテンも家具もすべて自分好みにして、他の部屋と全然違う印象にしてみたら?」なんて言ってくれていたのに、なぜか?何に遠慮してか?思い切って踏み出せず、無難な部屋にしてしまったこと[がく~(落胆した顔)]
 いま考えたら不思議だけど、その頃の私は「自分の好きなものがわからなくなってきた」時期だったのです。

 先週体験したコラージュ療法で、インテリア冊子から、椅子やクッションやお花や食器、食べ物などの写真を切り抜いて貼っているうちに、自分が子どもの頃からインテリアに興味があったこと、『赤毛のアン』が大好きでアンの世界(パッチワークやケーキ作りなども)に惹かれたこと、お菓子作りやお裁縫も好きだったことなども思い出しました[揺れるハート]
 そして、いま、無性に壁紙や様々な生地の模様を眺めたくて、インターネットであれこれ検索してはウットリして幸せな時間になっています[ぴかぴか(新しい)]

 私の場合ですが、すっかり心の奥に埋もれていた宝箱のふたを開けたような効果がありました[わーい(嬉しい顔)]


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