読書の秋 [本]
2016/10/7
↑ お誕生日当日にヒメのリクエストで作った葡萄ババロア
夏前から、ナンピョン(夫)が、遠藤周作の『沈黙』『侍』を読んでいて、その後、三浦綾子の『塩苅峠』『氷点』と読み進めています。
いずれも私が中学時代に学校の課題図書で読んだもの。
中学時代、日本史の課題で冬休みに『竜馬がゆく』全巻読むという宿題もありましたっけ。
小説はほとんど読まなかったナンピョンが今年は小説やキリスト教文学にはまっているのは驚きです。
私は、仕事をしている頃は、通勤電車の中で読むために、常に本を買って携帯していました。
産後は、子育て以外の世界に浸りたくて、もっともっと文字を欲していて、授乳しながら片手で本を読んだり、お昼寝のすきに読んだり。
子どもが幼稚園になると、幼稚園で借りてきたり、区の図書館を利用するように。
子どもと私で合わせて3つのカードがあるので、予約している本は常に30冊。どんどん読めてありがたいです。
ヒメの創作
断捨離を進めていくうちに、自宅に保管する本は、「子どもや孫に残しておきたい本だけ」にしようと決めました。
子どもが中学になったら、高校になったら・・・とお薦めの本を考えるのも楽しいです。
10月から、小学生新聞を取り始めました。
3年生から切り抜きの課題が出るようですが、すでに自主勉に使っている人もいるとかで、ヒメが読みたいと希望してとり始めたのですが、毎日楽しんで読んでいます。
私は、最近こんなの読みました。
歳のせいなのか、疲れやすくいつも眠いので、健康系も。
『聖母マリアの秘密』 [本]
6年前『聖母マリアからのメッセージ』という本を読んで、そのことをブログにも書いていたのですが(→)、その著者の菊谷さんが、前作をベースに加筆修正された『聖母マリアの秘密』を2/11に出版され、講演もされるというので、3/26に行ってきました。
菊谷さんは、神父様のような雰囲気で、初めてお会いするのに、カトリックの教育を受けた私はどこか懐かしい感じがしました。でも、菊谷さんご自身は特定の宗教には属しておられないのです。
「本当のことが知りたい」という思いに突き動かされて巡礼の旅をしてこられた方です。国内ではお寺にも神社にもお詣りに行かれています。
前回も書いたけれど「基本的に宗教は同じものなのに、多くの人が宗教のために仲たがいをし、互いに敵対してしまうのは間違っているということ。宗教や宗派の違いにこだわらず互いに対立しないことが大切」という部分にやはり強く共感します。
私とカトリック教会との出会いは小学校3年生の頃ですが、特に、マリア様に惹かれて、当時はマリア様宛の日記を書いていたり、ルルドの奇跡の話を聞いて、すぐにこの本を買ったり↓
こちらは小学生むけ
これは中学生の時に買ったもの
菊谷さんのお話を聴きながら、マリア様やルルドにご縁を感じてきた私が、ルルドを含む巡礼の旅をしてこられた菊谷さんに引き合わされたご縁に鳥肌が立ちました。
巡礼の旅にはすごく惹かれるし、前世では私も訪れたことがあるんじゃないかしら?と思うほど、興奮して一気に読み進めました。
大学卒業後、すっかり遠ざかっていたけれど、夜中に怖い夢をみた時には、夢の中でも必ず「主の祈り」を祈っていて、そうすると必ず助かるのです。
出産した病院も、娘達が通った幼稚園も、そして長女の小学校もカトリックで、再びご縁がつながり、私が忘れていた時も、神様もマリア様も私をお忘れにはならなかったんだな。。。と、その深い深い愛を感じて、心の底からの感動が湧き上がりました。
仏陀を通してでも、キリストを通してでも向かうところはひとつ
私はたまたまキリスト教を通して、神様に向かっているんだと思います。
この本、ナンピョン(夫)も読み始めてはまっています。娘を通して、毎月父親向けのキリスト教講座にも通っているのですが、ナンピョンは40を過ぎてキリスト教とのご縁がつながったようです。
アドラー心理学 [本]
2014/1/24
昨年、私が読んだ本の中で、大変印象的だったのが『嫌われる勇気』というアドラー心理学の本。
11月に読んで、その後12月に、誕生学をやっているママ友や、次女を通じて知り合った大学の後輩ママ友にも薦めて盛り上がっています。
世間では、悪いイメージのママ友ですが私のママ友は、読書や学びを分かち合ったり、日々の気づきを語り合える友達。
昨年は、幼いころから求めてきた(考えてきた)事の、点と点がつながる感じがあり、幼稚園での3年間の経験から得た学びもたくさんあり、本や、人からふと言われた言葉などからのヒントもあり、少し霧が晴れた感じがありました
それと同時に出会ったアドラー心理学
これからも深めていきたいです。
図書館で借りた本 2014/8-9月 [本]
我が家の最寄駅すぐの場所に、図書館の受取所ができたので、これまで少し遠くてあまり利用することのなかった図書館をせっせと活用しています。
パソコンで、予約をしておけば、その図書が確保できた時にメールで知らせてくれます。
後は、自転車で飛ばして取りにいくだけ
8月~9月に借りた本はこちら
どれもこれも今の私にぴったりな本でした。
表紙をみてピンと来た方はぜひ
少女名作全集 [本]
今日は、行きそびれていた初詣にようやく行き(私は大吉・ナンピョン(夫)は小吉、ヒメは中吉、ユメは末吉でした)、
その後IKEAにモミの木も返却してきました
年末に、ヒメの学習机を購入しました(入学は約1年後ですが、気に入っていたものが昨年中に買うと33%オフになったので)。
それに伴い横に置く少し大きめの本棚がほしくて、今日IKEAでデスクライトや本棚を購入し、ナンピョンに組み立ててもらいました。
本棚が大きくなったので、私がお嫁入りに実家から持参した[少女名作全集]を屋根裏からおろしてきました。
私が小学校2年生の頃に買ってもらったので、33年も前のもの
お嫁入りから15年も経っているので段ボールも古くなっていて、すっかり茶色くなった本からは、図書館の本のような匂いがしました。
自分ではシリーズで30冊と記憶していましたが、40冊ありました
なぜか15番目の『若草物語』だけが行方不明ですが、その他はすべてそろっていて、私の友人もたくさん読んだこの本がまたヒメやユメに読まれるかと思うと感慨深いです
父は、本ならいくらでも買ってくれました
毎週日曜日にみんなでディナーにでかけた帰りに本屋さんに寄って買ってもらうのが楽しみでした
このシリーズは、私の仲良しだったお友達が持っていて、何度も借りて読んでいたのをみて、40冊一気に買ってくれた忘れられないシリーズだったので、大切にしていたのです
まだ屋根裏部屋には、ダンボールに入った[伝記全集]もあります。小学校に入ったら下ろしてあげようかな~。
私と妹が大学で英文科に進んだのは、この本があったからと言っても過言ではありません
両親に感謝です
ヒメもすごく嬉しそうで、漢字にもルビがふってあるので、さっそく読み始めています。
『木村さんのリンゴ』 [本]
2013/7/28
最近映画化もされて、認知度がたかまっているリンゴの自然栽培に成功した木村さん
私も数年前から噂には聞いていて、本を読みたいと思いながら、たくさんの本があって迷っていたところ、ある方のブログで紹介されていたこの本を購入
小原田泰久『木村さんのリンゴ』
子育て中の私にとって、リンゴ栽培は子育てにも通じることがあり、人生の縮図でもあり、木村さんの発する真珠のような言葉にハッとさせられることが多々あり、また小原田さんの文章もスーッと心に染み込んでいくような感じがあり、何か所もページのミミを折りました
私的に響いた箇所をご紹介。
-「人間でいえば、3歳とか4歳くらいまでは、お父さん、お母さんが一生懸命に面倒をみるでしょう。それを過ぎると、放っておいても大きくなっていく。それと同じ。野菜も種をまいて、芽が出て、葉っぱが2枚から4枚になるころがいちばん弱いのな。放っておくと、雑草に負けてしまう。だから、その時期には草も取るのな。ある程度大きくなれば雑草に負けなくなるから、もう手をかけなくていい」
ー木村さんとリンゴの木に関するエピソードで、印象深かった場面・・・
無農薬、無肥料にしたことで、木村さんのリンゴの木は、虫や病気でどんどん枯れていったので、木村さんは、リンゴの木一本一本に声をかけはじめた。ところが、隣人の目を気にして、隣の畑との境にあった82本の木には、声をかけなかったところ、その82本全部が枯れてしまったというのだ。
すべての物には命があって、意識もあるのだということを改めて感じさせられる。
ー自然栽培というと、農薬も使わないし、肥料もあげなくていいし、雑草もとらなくていいから、これは楽チンだ、放ったらかしておけばいいと、ついつい思ってしまう。(略)
だいたい、肥料や農薬というのは、人間がなるべく楽をして収量を上げたいと願って開発したものである。実際に便利で効果があったからこそ、こんなにも広がった。自然栽培は、その逆をいくわけだから、楽をしようなどと思っている人がうまくやれるはずがない。
ー防腐剤や着色料など、食品添加物が次々に出てくる。家畜の飼育でも、抗生物質やホルモン剤が使われるようになってきた。そうやって、ぼくたちは、薬漬けの食べ物を食べざるを得なくなってきたのだ。食べ物は、細胞をつくる材料になる。体にも心にも大きな影響を与えるのは、当然といえば当然のことなのだが、食への意識は、なぜか非常に低い。
ー言葉を発するということはエネルギーを相手に送るということであるにもかかわらず、あまりにも無頓着に言葉を使ってきた。いい方ひとつで人を生かしたり傷つけたりすることができる。(略)友だちに「死ね!」という子どもがいるが、言葉と同時に、そのエネルギーまで相手にぶつけていることがわかっていれば、そんなことはいえないはずだ。
ー木村さんは、足を引っ張られたり、悪口を言われた時に、どのように心がけているのか?という質問への木村さんの答え
「(略)でもな、批判するということは、興味があるということな。そういう人は、味方になってくれる人でもあるのな。
私はよお、笑顔だと思うのな。いつも笑顔でいると腹も立たないしよお。相手もな、批判したのに、笑顔だったら、自分の器が小さかったなあって、そう思うんでないか。笑顔にまさる宝物なし、だな」
その他い~っぱいあるけれど、ぜひ読んでみてください
木村さんは、宇宙人にもあったことがあるそうです。
私は、「やっぱりね」と思ってしまいました。
『自分をえらんで生まれてきたよ』 [本]
2012/9/5
最近は、またアロマ教室に通いだしたので、先生宅で本をお借りして読んだりしていますが、これは久々に購入した本。
実は、母が電車で広告を見かけて、「これ知ってる?」とメールで知らせてくれたもの
アマゾンで即購入し、今朝届いて一気に読んでしまいました
池川明さんの著書等で、子どもが産まれる前の記憶を語ったり、親を選んで生まれてくるという話は読んでいましたが、
この本は実際、 病気を持って生まれたりお君が、生まれる前のことや命の不思議を語ったのを、お母様が書きとめて出版された本です。
私自身が生まれてから40年、親の教育、学校で学んだこと、人との出会い&語り、読書・・・などを通して、探究してきた自分なりの「人や命に関する真理」と思えるものが、すでに りお君によって語られているという感想でした。
日々の生活やお仕事に疲れている方、元気がでない方が読むと、生まれてきた頃のフレッシュな心を思い出して新たなスタートが切れると思います
私自身、念願かなって授かった2人の娘達なのに、日常生活での怪獣ぶりに、ついついイライラしがちでしたが、これを読むと、どんな子も、必ず「人を幸せにする」という宝物を持って生まれてきてくれたんだということに気づかされ、いつもの何気ない光景がキラキラして見えてきます
出産後、初めて外に出た時に、行き交う人々を見ながら「あなたも、あなたも、親のあふれる愛を受けて、この世に生れてきたのね~」という愛の眼差しで見つめられた時の感覚に近いです
このタイミングで出会えてよかった本です
ママのための手帳術 [本]
2012/1/25
昨年末に読んだ『人生がときめく片づけの魔法』も良かったけれど、
年が明けてすぐに読んだ『人生が輝く!主婦のための手帳術』もいまの私にぴったりな本でした!
私は、計画立てるのが大好きで、手帳とかメモに「思いついたこと」「見た夢」「心に響いた言葉」「見たい映画」「読みたい本」など、ちょこちょこ書いたりするのも大好き
「何でママはいつも書いてるの?」とヒメに言われるほど。
先々の計画を立てるので、仕事をしている時は、数ヶ月先まで金曜日の友人との食事の約束が埋まっていました
そんな手帳大好きの私が、産後戸惑ったことは、子育て主婦の手帳の使い方でした。
仕事をしていた時のような、いわゆる予定は入っていなくても、なんだか忙しい
ナンピョン(夫)に「今日の予定は?」と毎朝聞かれて、「いつも通りの普通の日だよ」と伝えるとなんだかとっても暇そう。でもそんな普通の日の方が忙しい
予定を入れている日の方が、思い切って家事をしない日にしてあって余裕があるくらい。
結婚後9年間、共働きで家事もしてきた私にとって、「子ども一人くらい」と思っていたのが、産後、何だか思うように家事もできない。
周りの子育ての先輩に聞くと、大抵は「子どもで忙しいんだから家事なんて気にしなくていいのよ」という返事。
私も何も完璧に家事をこなそうなんて思ってないけれど、もうちょっとストレスを感じないくらいに用事は進めたい
仕事でも家事でも素早くテキパキこなすタイプだっただけに、子育てとのギャップには戸惑いました。
そんな中で、手帳もこれまでのタイプでは、子育て主婦のニーズに合わない!と、産後、無印のA5サイズの手帳に変えました。これは、一日が縦軸になっていて、午前8時~午後9時まで時間ごとの予定が書き込めるので、細々した用事を書きこむのにもぴったりなんです↓
今回あな吉さんの『人生が輝く!主婦のための手帳術』という本を知って、そういえば、私は手帳大好きだけど、完全な私流の使い方で、手帳術なんていうノウハウは聞いたこともなかったので、おもしろそう!と思って買ってみました
読んでみて驚いたのは、自己流で考えてやっていたことが、あな吉さんの手帳術とすごく似ていたこと完全に同じではないけれど、思いついたらすぐメモすること、「やりたいこと・将来の夢」と「やるべきこと」などをリストにしていること、付箋をフル活用して、隙間時間に予定を落としこんでいくことなど・・・。
将来仕事もして、ヒメとユメそれぞれの小学校や幼稚園などのスケジュール把握まで出てくると、あな吉さん流をもっと取り入れたいところはあるけれど、現時点で手帳の使い方はこのまま変えなくてもいいなぁと思いました
でも、あな吉さんが言っていることで、私が産後感じたモヤモヤの原因がわかってすっきりしました!私の気持ちを的確に表してくれている
「主婦の仕事はスケジュール化しづらい内容のオンバレードである」
「家族は大事、子どももかわいい、でもそれだけでなく、もっと自分らしい人生にするために、あらゆることをやってみたい。」
「仕事に集中するなんて贅沢は、主婦には許されない。」
「主婦の仕事は、突発的なことの連続である」
「コントロールのきかない子どもや天気を相手に予定を立てるなどということは、従来の手帳術では想定されていません。」
「主婦の仕事は、終わりなきルーティンワークの連続でもあります。正直これが体力的にも精神的にも非常にしんどい。会社の仕事のように「ひとつのプロジェクトが終わった!ふー、かんぱ~い!」などと、ひと区切りつける機会もありません。」
「主婦業は、達成感をともないにくいのも辛いところ」
「わたしたちは、毎日、たくさんのことをちゃんとこなしているんです。・・・あんなにたくさんのことをやっても、今日もいつもと同じことしかしなかった。ほかにやりたかったいろいろなことができなかった・・・そういうふうに感じてしまうことが多いのではないでしょうか。」
私の感じていたモヤモヤはこのことだったのか!
仕事とは全く異なる世界に戸惑っていたのでした
主婦って、上司も同僚もいない、自分で自由に采配できる気楽さもあるけれど、自分のやっていることってどうなの?という不安もなくはない。
子どもには、大人の理屈は通じない。
子育て中のママが(特に初めての子育ての)孤独や不安を感じるのはこういう点にも原因があるんですよね
それから、付箋に書いた用事をカテゴライズしてみるというのも発見でした(「キッチン周り」「パソコン仕事」「子どもが寝ている間にすること」など)
また、私はいま何が気になっているのか、どっち方面に関心が向いているのか、私ができないと思っている用事をどう細分化できるか等、もうちょっと踏み込んで手帳を観てみると自分が見えてくる
そうやって、自分の手帳を眺めてみたら、「私は自分が思っているより、やりたいことを実践できている」ということがわかりました
”用事をこなすための手帳”から、”いまの自分が見えてくる手帳”という捉え方に変わりました。
この本読んでなんだかとっても落ち着きました。
親の世代は「子どもが小さいうちは仕方がない。大きくなるまでの我慢」という考え方で過ごしてきたようだけれど、やっぱり私は、子どもが小さくて忙しくても、毎日眠くても、たとえ一日に自分の時間が30分いや15分しかなくても、少しずつでも自分のしたいことをやっていきたい自分らしく生きたいと欲張りな世代なので、あな吉さんブラボー!って思っちゃいました
初めての子育てで「家事もできないし、自分の時間が全然ないんです。私って家事も子育ても向いてないのかも・・・。」というママがいたら、私は「手帳術っていうのがあるよ!」って言ってあげたいなぁと思っています
『ちょっとだけ』 [本]
ユメを出産する前に、お姉ちゃんになるヒメのためにと買っておいた絵本『ちょっとだけ』が、最近のヒメの一番のお気に入り絵本になっています
赤ちゃんが産まれてお姉ちゃんになった なっちゃん が、産まれたばかりの赤ちゃんのお世話に忙しいママの様子をみて、甘えるのを我慢して、今までママにしてもらっていたことを一人でやりながら、お姉ちゃんとして成長していくのですが、やっぱりママにも甘えたくて、最後の方で抱っこしてもらうシーンがヒメのお気に入り
絵本を読み終えると、必ず、同じように「抱っこして~」と甘えてきます
お姉ちゃんになったなっちゃんの頑張りにジーンとする良い絵本ですが、
我が家の場合は、お姉ちゃんのヒメよりも、妹のユメの方に我慢してもらうことの方が多かったかな
もちろんまだまだ3歳なので甘えん坊だけど、最近はお姉ちゃんの自覚も芽生えて、張り切っているヒメが愛おしいです
『子育てハッピーアドバイス』 [本]
2011/7/25
この『子育てハッピーアドバイス』という明橋大二先生の本は、3年前のヒメ妊娠中に書店でパラパラと見て、イラストも楽しくわかりやすく良い本だなぁ~と思いつつ、私が考えていた「子育てで大切だと思うこと」と重なっていたので、特に購入することはありませんでした。
今年の3月にチャイルドセラピスト資格を取得して、学校に通うこともなくなった今、ふとした時に、自分自身の子育てもさることながら、社会での子どもにまつわることを色々思いめぐらしていて、再び思い出して購入したのがこの本でした。
改めて読んでみると、ほんとうにわかりやすく、大切なことがストレートに心に響く良い本です
どんなママも気軽に手に取ることができる親しみやすい表紙というのもポイント。
いつかチャイルドセラピストとしての仕事をする時も、明橋大二先生を心の師匠としていきたいなぁと思います
私がよく買う、自己啓発本とかスピリチュアル本の類もそうなんだけど、『子育てハッピーアドバイス』も、すでに自分でもよくわかっている内容で、新しい発見などはないのだけれど、
疲れている時、本来の調子がでなくて、何となく自分の道から外れているなぁと思う時、自分を振り返りたい時に、読み返すと、再び地に足をつけて進んでいくパワーをもらえるんですよね
書店で、目次だけをさーっと読むだけでも、大事なことはわかるし、一冊も20-30分でさっと読めるし、子育て中のママは、気になる項目だけ読むのもお薦めです
今回一冊通して読んで感じたのは、子どもの中に「自己肯定感(自尊感情)」を育んであげることが一番重要なポイントだということ。
もちろん、決して簡単なことではないのだけれど、私は、日々の生活で、ついつい枝葉のことに目が行きがちだったので、根幹のこのことさえしっかり押さえていれば、あとの細かいことは気にしなくて良いのだ~と気持ちがすっきり楽になりました
大枠で捉えることができるようになったというのでしょうか・・・ごちゃごちゃあれこれ考えなくても、大切なことはもっとシンプルだということを思い出しました
続けてもう一冊購入したのがこちら↓『子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わる ほめ方*叱り方』
いまちょうど2歳児のヒメがいるので、あらゆる箇所で「うんうん」と笑いながらうなずいてしまいました。
そして、〈Dr.あけはしの、ホッとする一言〉の中の一つ
「けっこういい親やってるよ。
子どももちゃんと育っているよ。
毎日見てると、気づかないかもしれないけれど。」
というフレーズには、ジーンとしてしまいました
平日、一人で2人の子をみていると、知らず知らずのうちに気が張っていたんでしょうね~
私は、かねてより、自分を大切にできる人は、人のことも大切にできると思っています。
つまりは、自尊感情を培ってきた人は、他人のことも尊ぶことができるのだと思います。
そのためには、子どもの教育がとっても大事で、そのためには子どもを育てるお母さん自身も、自分を大切に、ハッピーな気持ちで生きることがキーになってくると思っています
そのためには、ママを支えるご主人や、周囲のサポートもとても大切です。
「どんな自分も丸ごと受け入れられ、愛されているのだ」と確信する子どもが増えることで、いじめや差別が減っていくと良いなぁというのが、私の願いなんです
この本、子育て中のパパや、おじいちゃん&おばあちゃんなどぜひぜひたくさんの方に読んでいただきたいです