はまっているドラマ~韓国ドラマ『女人天下』~ [韓国]
2010/2/6
ちびっこがいると、テレビを観たり、雑誌を読んだり、パソコンに向かう時間はごくごく限られているのですが、最近、はまってこれだけは毎日楽しみに観ているのが、『女人天下』という韓国ドラマ
月~金で毎日午後4時~BS日テレでやっているのですが、150話におよぶ大作なので、私みたいに毎日一時間ずつみていかないと、DVDで一気にみるのは大変かな
王朝の正室と側室の闘い、政治のかけひき、キーセン(妓生)の世界など・・・人間ドラマがおもしろく、見応えがあります
何度も聴いて覚えた韓国語といえば、「チョーナ(殿下)!」とか「アルゲンヌンニャ!((身分の上の者から下の者に向かって)わかったか!)」等なので、あまり勉強には役立っていませんが
まだ23話。150話まで、どんな展開になるのか楽しみです
最近観ている韓国ドラマ・2009夏 [韓国]
2009/8/16
赤ちゃんがいるとなかなか家事もなかなか思うようにははかどらないし、自分の時間もな~いと言いつつ、授乳してヒメが寝てしまった時とか、一人遊びをしてくれている間や、お昼寝してくれている間に、細切れですが、韓国ドラマは観ています
最近BSで観ているのは、以下のもの
「テロワール」・・・韓国も数年前からワインブームで、ワインを扱ったドラマがで登場!テンポがよく楽しいドラマです。
「砂時計」・・・BSでの放送は終わってしまいましたが、これは私が'96年留学時にたくさんの人から薦められていたドラマ。'95年に韓国で放送されたドラマで、'70-'80年代の韓国社会を背景に、金、権力、愛、友情、男気・・・いろいろな要素が絡み合い、重いけれど、深い面白味のあるドラマです。私は現代史の勉強になったし、韓国人の美学も感じて見応えのあるドラマでした。最近のドラマでこういうのはないなぁ。。。
「エデンの東」・・・貧富の差など、激しい愛憎や展開は昼ドラのようなベタなところはあれど、それも韓国ドラマの良さだし、何よりソンスンホンが大好きなので観てしまいます。
「甘い人生」・・・これは、ベタなドラマとは正反対で、異色かな。夫婦それぞれの浮気もありながら、あくまでも主婦の内面心理にフォーカスしているところがおもしろい。
あと、DVDでは、ゆーっくり「朱蒙(ちゅもん)」も観ています。
ヒメが授乳中で寝ている間に観たりするので、音を小さくして字幕だけを見て、韓国語の勉強にはなっていないのが残念。。。でも、これだけ簡単に韓国ドラマが観られる環境には感謝です
最近観ている韓国ドラマ [韓国]
2008/9/9
先日、月~金まで毎朝BS朝日でやっている『-幸せな女-彼女の選択』というドラマを観ていると触れましたが、その他にも、最近観始めたものが3つあります。
『外科医 ポン・ダルヒ』
病院ものは苦手だなぁと思っていたけれど、観てみたら、結構引き込まれます。
『特殊捜査日誌-1号館事件-』
これは事件物、政治物が好きなナンピョンが見つけて観始めましたが、犯人を追うこういうドラマって一度観始めると続きが気になります。
『ありがとうございます』
まだ一回観ただけですが、一回で「もう、観なくていいかな」と思うドラマも結構ある中で、これは続けて観てみようかなーというテンポの良さと、今後の展開が気になる一回目に仕上がっていました。
韓国語を勉強しているものとしては、韓国語が耳に入る機会がなんとも嬉しいです 字幕がなかったら半分も理解できないでしょうが
韓国ドラマだけでなく、いま、DVDで『プリズンブレイク シーズンⅢ』も観ています。毎回続きが気になってしょうがないアメリカってやっぱりこういうの作らせると上手いなぁ
いまのところ、日本のドラマではまっているものが無いのですが、秋から何かおもしろいものやるかな?
あ、これから子育てが始まると、そんなにテレビも観てられないかっ
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話は変わりますが、昨日クリーニング店に行ったら、お店のおばさんに「陣痛は痛いわよぉ~こんな狭い産道をこれだけの頭と肩が通るんだからっ」と言われ、さらに「私は先に破水しちゃって、なかなか出てこなくて頭を吸引してもらったのよ。あなたもそういうタイプかもよ?!」(何を根拠に??)と言われました 3人くらいでローテーションを組んでいるクリーニング店のおばさんの中で、この方だけ普段から歯に衣着せぬ方なのですが、あまり出産直前の妊婦を怖がらせる人っていないですよね?!
私の方が「痛そうだけど、この世にいる人のお母さん全てが乗り越えていることだし、赤ちゃんの頑張りもあるし、母体も産み出す力を持っていると思うので、怖がらず、その時が来たら頑張りますよ」と答えましたが、これって普通逆じゃない? アドバイスしてくれる人にも色んな方がいますね
私の予想では、今日くらいまでに産まれてくるかなぁと思ったのですが、いまのところ兆候なしです
しばらく韓国ドラマを楽しむ日々です
台湾の韓国ドラマ [韓国]
ナンピョンの同僚の台湾人の女性が、台湾でも韓国ドラマが流行っていると、DVDを貸してくれました
もちろん、音声は韓国語を選べるけれど、字幕はもちろん中国語。
2話まで観たけれど、音で拾えるところと、字幕の漢字で想像できる部分とで、何とか大筋はわかるんだけど、細かい部分がわからないから、やっぱりキツイ
まだ私の韓国語力では、ドラマを全て理解するのは遠いんだなぁ・・・。
「ザ・ノンフィクション ぶっちゃけ!韓国に嫁いで 後編」を観て [韓国]
2008/4/28
4/20に放送された「ザ・ノンフィクション ぶっちゃけ!韓国に嫁いで 後編」を観ました。
私の実家のオモニ(=母)が長男の嫁なので、韓国の祭祀行事の多さと、その度の準備から片付けなどの大変さを小さい頃から目の当たりにし、私も手伝ってきたので、長男に嫁いだ方のお話など、本当に大変だろうなぁ~と身につまされる思いで観ていました 長男の家は、そういう行事を執り行うだけでなく、親をみるのも当然、親戚がいつ訪れてもとにかく接待しなくてはならず、本当に本当に大変です。全ての長男のお嫁さんに、心からお疲れ様!と言いたいです
あと、うなづけたのが、日本から嫁いだお嫁さん達が口をそろえて驚いたと言っていた、韓国での親戚付き合いの濃さ。在日3世の私達でも、1世、2世のあまりに濃い親戚付き合いには違和感を覚えることがありますから・・・。
毎週末、夫の両親を尋ねるご夫婦のところも大変だなぁと思いました。しかもシオモニ(姑)が、お嫁さんを「韓国人にしようと思う」とおっしゃる。「日本人としての私はどうなっちゃうの?」と涙を流す気持ちわかります。異国でなくても、他家に嫁ぐということだけでも、お嫁さんというのは、育った家庭と違う環境に飛び込んで、自分らしさをどう出していけば良いのか、自分のアイデンティティーは?って悩んで孤独を感じるのに、尚更・・・
かと思えば、シオモニが日本人のお嫁さんとどう関わってよいか戸惑っているケースで、日本から来たお嫁さんは「もっと家族関係が濃いと聞いていたのに、まったく干渉されずかえって不安」なんておっしゃっていましたね そこのシオモニは、自分が嫁時代に姑で苦労したから、そういう思いを嫁にさせたくないし、自分が死ぬ時に寂しいと思ってもらえるような嫁姑関係でいたいっておっしゃっていましたね 実家のようなつもりで、息子と喧嘩した時にもおいで~と優しく言うシオモニにジーンとしてしまいました
友人の結婚式に出たり、ドキュメンタリー番組で結婚にまつわる話を観る度に思うのは、どの新婦も、親に幼い頃より大事に大事に育てられ送り出されるのだから、迎え入れる家族は、断腸の思いで送り出す新婦の実家のことを思い、とにかく温かく温かく迎え入れ大切にしてほしいなぁということです
チャプチェ(韓国料理) [韓国]
今日は、久々にチャプチェを作りましたお肉、野菜、春雨を別々に味付けして最後に和えるので、結構手間がかかるんですよね~。でもやっぱりおいしい
今回は、韓国語の先生からもらったレシピで作ってみましたが、家庭それぞれの味があるんですね~。
チャプチェに絶対欠かせないのが、韓国の春雨=タンミョンです。さつまいも100%のでんぷんで作られていて、ぴよーんと伸びて味がしっかり染み込む感じは、タンミョンならでは。韓国食材のお店でしか手に入りませんが、やはり日本の春雨ではあの味はでませんね。。。
まだ食べたことの無い方は、韓国料理屋さんで、ぜひチャプチェを注文してみてください!!一度食べたら絶対はまります
胎夢(テモン) [韓国]
韓国語のレッスンで、ツワリの時の事を聞かれ、お肉系のものがほしくなった事を話したら、先生が「それは赤ちゃんはきっと男の子ね」というようなことをおっしゃるので、妊娠がわかる前に男の子が「もうすぐ行くよ」と言う夢を見た話をしたら、「それは胎夢(テモン)ね!」と興奮気味におっしゃった。
私は在日韓国人3世で、2世の両親も日本に生まれ育ったとはいえ、小さい頃から祖父母の影響もあり、やはり生活の中で韓国の文化を感じることが多々ありますが、私の母も妊娠がわかる前にそれを暗示するような夢を見ていたので、私も【胎夢(テモン)】の存在は知っていました。でも同じクラスの日本人3人に聞いてみたら、韓国のように日本では多くないのではないかという意見でした。
先生によると、韓国では胎夢(テモン)は、本人でなくても、両親兄弟や友人がみることも多く、それらしい夢をみて自分に心当たりがなければ、周囲で可能性のある人に「あなた妊娠したんじゃない?」なんて聞いてみるとか。その時はわからなくても、数週間後妊娠が発覚ということがあるそう。
私の場合のように、直接赤ちゃんが出てくるケースは珍しいらしく、「蛇」や「龍」が出てきたら男の子、「りんご」など果物が出てきたら女の子、などと、象徴するものがある程度決まっているらしい。その象徴がどちらを意味するのか不明な場合、インターネットで夢に出てきた象徴を検索することで、男女どちらかという回答が得られるサイトもあるとか 「龍」を見たらその子は大成するとか、xxをみたら普通の子・・・などと占いの要素もあるとか
夢にまつわる話として、悪い夢を見た場合も良い夢をみた場合もお昼の12時までは話してはいけないという言われもあるそう。悪い夢を見た場合は、塩をまくそうです。
そうそう、豚が夢に出てきたり、ウンチを踏みつけるなどウンチが体に触れる夢(汚いし悲しいけど^^;)をみたらそれは金運の象徴なので、すぐ宝くじを買いにいくとか
先生いわく、韓国人はよーく夢の話をするそうです。
オンドル [韓国]
2008/4/14
韓国の文化で素晴らしいなぁと常々思っているのが、【オンドル(床暖房)】。
「オンドルとは熱の伝導、 放射、 対流を利用して効率よく部屋を暖める暖房法のこと。床下に石を用いて煙のトンネルをつくり、その上に薄い板石をのせ、泥を塗り、さらに特殊な油紙を張って床とする。寒さの厳しい韓国に古くから根ざしている方式だ。外や台所にある焚き口で火をたくと、その煙がトンネルを通って部屋の反対側の煙突から出るあいだに、床下から部屋全体を暖める仕組みになっている。」
古来からあるオンドルの良い点は、台所の火が家全体を暖めることにも利用できる点と、台所の火を絶やさないことで、いつでも調理できたり、お湯を沸かしておける点でもあったようです。
現代のオンドルは「床にプラスティックや銅でできたパイプを通し、ボイラーを利用して熱湯を循環させる。パイプも一部分だけ敷くのではなく、家全体にくまなく通すので、家のどこにいても暖かい」のです。
エアコンやガスファンヒーターなどの部屋の空気を暖めるタイプの暖房は、ホコリが舞ったり空気の乾燥が激しくなってしまうけれど、家中の床下から暖かいオンドルは、足や腰がジンワリ暖められて本当に快適です。
BS朝日で朝放送している『薯童謡(ソドンヨ)』を観ていたら、雨の多い年に湿病が増えることの解決法としてオンドルが開発された経緯が出てきたので、ちょうど1-3月という寒い時期に韓国で過した日々を思い出し、オンドルのおかげで元気に過せたんだろうな~と振り返っていたのでした
冷えや湿気は万病のもとと言いますからね~。我が家は床暖房があるけれど、リビングだけだし、ガス代がとても高くつくので、韓国のように家全体にオンドル機能があったらいいなぁと夢見るのでした
アカすりの思い出 [韓国]
これは、前回夫婦でソウルに行った際に仁寺洞(インサドン)で見つけた、アカすりタオルの携帯ストラップ。ナンピョンが使っています。
これを見て私達は大笑い!というのも幼い頃から見ているアカすりタオルはまさに、この原色グリーンに黒い線が入ったタオルなのです。もう一つ濃いピンク色のバージョンも記憶にあります。なんでこんなセンスのない色なんだろう?と不思議に思ったものです。
物心ついた時から、ハルモニ(祖母)とお風呂に入ると、毎回痛い痛いアカすりが待っていました。殆ど石鹸をつけずに強い力でアカをこすりだし、2度目にやわらかいタオルに石鹸をしっかり泡立てて仕上げの洗いをします。ハルモニは力が強いので、孫達は毎回痛がって、お風呂から出ると所々赤いかすり傷に近いものも見受けられました 小さい頃は嫌々でしたが、大晦日の恒例行事でもあるこのアカすりが無いと、さっぱり新年を迎えられない気がしたものです。
高校か大学の頃、旅行社のツアーで「韓国アカすり美容ツアー」などというものを見かけて、“え?!あのアカすりは韓国の美容文化なの?”と驚いたものです ハルモニは昔から自家製きゅうりパックもしていました。80を過ぎても美に対する意欲は衰えません。ちなみに両親や私達の世代は、普段お風呂でアカすりをすることはありません
アカすりと聞いてもう一つ思い出すのが、3ヶ月韓国に語学留学をしていた頃のこと。
毎晩、下宿近くの銭湯に通っていましたが、初めての日、隣に座った見ず知らずのおばさんが、いきなり私のタオルを取って私の背中をこすり始めたのです!お礼を言ったら、すかさずおばさんも自分のタオルを差し出して背中をくるっと私の方に向けたのです 周りを見渡しても、隣同士で背中をこすり合うのは当然のことのようでした。私も小さい頃からハルモニの背中をこすっていたので、多少びっくりはしたものの、すぐに他人と近しくなる韓国らしいと、すんなり理解できたのでした~
韓国にお嫁に行った友人 [韓国]
2007/1/24
1996年の1月~3月の3ヶ月間の韓国留学で一緒の下宿だった、在日韓国人3世のお姉さんと久々に電話で話した
彼女は、2003年に韓国人の男性と結婚。ソウルに住んでいたけれど、ご主人の仕事の関係でいまは中国に住んでいる。そしていま、久々に実家のある京都へ、もうすぐ4歳になるお嬢さんと一緒に帰省していたところ。
彼女は、6歳年上のお姉さん。留学した時は、私は大学院生でまだ仕事もしたことがなかったけれど、彼女は仕事をしてきてもうすぐ30歳を迎えるという時に、ふと仕事を辞めて留学しようと思い立ってソウルに来ていた。仕事をしながらも独自に勉強をしてきていたため、いきなり中級の良いクラスに入った優秀なお姉さんだった。
社会に出たこともないヒヨッコの私と、毎日一緒に銭湯に通い、たくさん語り合い、多くの韓国人の友人を紹介してくれては一緒に飲みに行ってかわいがってくれたけれど、いまこの歳になって、お姉さんはあの時どんな気持ちで仕事を辞めソウルに来ていたのかな~と考えることがよくある
「結婚するなら在日韓国人か日本人。現地の韓国人とは生活も考え方も違いすぎる。」と言っていたお姉さんが、現地の韓国人男性と結婚したのは本当にびっくりしたけれど、いまとてもお幸せそう
お嬢さんは、母親であるお姉さんとは日本語で、父親とは韓国語で、いま幼稚園では中国語を流暢に話しているそう。子供の力、恐るべし
たったの3ヶ月だったけれど、留学という濃い体験を共にしたお姉さんとは、こうやって12年経ってもお互いをずっと思い合い、昔に戻ったように語り合える。韓国を通して得たたくさんのご縁に感謝