老人ホームのハラボジ（おじいちゃん）

2009/3/19

  ゴールデンウィークの頃のような陽気のこの日、ようやくヒメと老人ホームにいるハラボジ（おじいちゃん）との対面が実現しました

　数年前から痴呆の症状があり、老人ホームにいるシアボジ（夫の父）。
　ヒメに早く会ってもらいたかったけれど、か弱い赤ちゃんを老人ホームの中に連れて行くのは病気の感染などが心配だったし、外で会うにはこれまで寒かったので、ようやく暖かくなったこの日、老人ホームのすぐ外でお会いできたのです

　最初はピンと来ない感じで、ヒメとの対面よりも嫁である私との対面を喜んでくださっていたのですが、だんだん状況が飲み込めてくると涙を流してヒメのことを「一番可愛い」と喜んでくださいました

　本を読むことが大好きで歴史にもお詳しいシアボジ。私が大学院生の頃は、私が修士論文で扱っている人物について本を読んで勉強してくださって、当時息子の彼女だった私に、お父さんならではの好意を示してくださったことが思い出に残っています。
　記憶が途切れ途切れになる中で、まだ私のことを覚えてくださっていたことは本当に嬉しかったです
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

コメント 2

なんだか切ないけど、こうやって世代交代していくんですね～（しみじみ）
by しのひゃ (2009-03-21 14:10) 

しのひゃ☆　ヒメのおでこの辺りがとてもハラボジに似ていて、今後もあまりコミュニケーションは取れないかもしれないけれど、確実にハラボジの遺伝子も受け継がれているんだなぁと思います☆
by sunja (2009-03-21 14:57)