子連れソウル旅 ⑥ 韓国の人 [旅行]
2012/11/19
ようやくソウル旅行記も最終です
今回は、ソウルで出会った人達について。
韓国の人はとにかく子ども好きで、子どもに優しいです
ヒメが1歳8ヶ月の時に初めて韓国の釜山に連れていったのですが、その時、行き交う人が目を細めてあやしてくれたり、公園であった若者が突然みかんをくれたり、日本だったらちょっとびっくりしちゃうくらい、まるで親戚みたいにかまってくれるのです
今回も、ずっとそんな感じ。
明洞の黒豚家(フットンガ)で、お隣の席で20代半ばくらいの若者3人で食事をしていたのですが、ヒメに手を振ったり、話かけたりしてくれていて、私が「オッパ(お兄さん)~と言ってごらん」と言ってヒメに言わせると、お兄さんが本気で照れて、「いやいやアジョシ(おじさん)だよ~」と返してきました。
「オッパ」には、日本語の単なる「お兄さん」以上の意味があって、カップルが彼氏のことを「オッパ」と呼ぶように、甘い響きがあるようです
その後もヒメが繰り返し「オッパ~アンニョン~」なんていうと、お兄さんは照れて
サービスをしてくれていたおばちゃんは、それを聞いて「サービス、サービス」と笑ってつぶやいていて(たぶん「社交辞令だね」って意味だと思います)、なんとも楽しいやりとりがありました
そのサービスのおばちゃん、席につくなり、鼻水が出ているユメをみて、何のためらいもなく、自分の孫にするように、鼻水をふいてくれました
そして、子ども用に小さくきったサムギョプサルにゴマ油と塩のつけだれを用意してくれて、何度も「おいしいか?」と子どもに確認に来ていました
夜は韓国海苔がメニューになかったのだけど、「自分のを持ってきてあげる」とサービスもしてくれました。
3ヶ月留学していた頃は、遠慮なく人の領域に踏み込んでくるおせっかいが気になった事もあったけど、ここがまた韓国人の良さなんですよね。。。
そうそう、ユメには、ピンクのジャンパーやワンピースを着せていたのに、何度も「息子か?」と聞かれました。
髪が短いし、小さい頃ってわかりにくいのもあるけど、ここまで女の子らしい格好させているのに?と驚きましたが
韓国ではまだまだ「男の子」が望まれる文化があって、もしかしたら「男の子なら良いね」っていう気づかいだったかもとも思いました。
それから、一つびっくり体験
ロッテワールドに行くタクシーでのこと。
バックミラーにうつる、運転手さんの目元が亡くなった義父にそっくりで、思わず私は固まりました 生まれて初めて「おばけ」を見ているのかと思ったほど
そして、ナンピョン(夫)に話したら「確かに似ている」と。でも私の角度から見た方がそっくりだったみたい。
実際振り返った運転手さんをみたら、目元だけが義父にそっくりな人だったんだけど、これまた義父のちょっとしたいたずら?とも思いました。
一昨年に義父が亡くなって2ヶ月後にユメの妊娠がわかったのですが、その時に告げられた予定日は、まさに義父の誕生日でした。亡くなった義父が守ってくれていることを伝えてくれたのと、家族でソウルに行ったことを喜んでくれているのかな~と思いました
子連れ韓国、子どもがいるからこそ、もっと韓国の人と話す機会が増えて、楽しい交流ができました
また2年後くらいに行けたら良いなぁ~と話しています
子連れソウル旅行記おしまい
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