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最近読んだ本(『聖母マリアからのメッセージ』&『ツインソウル』) [本]

2010/5/25

 最近、アーユルヴェーダの入門書や、池川明さんの『経皮毒』という本も読みましたが、
  一ヶ月ほど前、偶然目にして気になってほぼ大事に購入したこの2冊の本について書きたいと思います。

 1冊目は、菊谷泰明さんの書かれた『聖母マリアからのメッセージ』
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 私とキリスト教の出会いは、小学校3年生のころ、ご近所のおば様に教会に連れていっていただいたのが始まり。我が家には一人もキリスト教に関わりある人はいなかったし、それまで全く縁がなかったのですが、初めて教会に行った時、雷に打たれたような衝撃と感動を味わいました。小学3年生だったけれど、簡単なキリスト教に関する本も読むようになり、かなりのめりこみ、母に信者になりたいとまで言ったほど(「20歳になるまで洗礼は受けないで」と止められ未だに信者ではありませんが)。
 中学からカトリックの学校に行ったのも、教会に連れていってくださったお宅の素敵なお姉さんが通ってらした学校だったというのと、私がカトリックの学校に行きたい!と強く願ったからでした。
 中高大とカトリックの教義やお祈りに親しみながら過ごしたものの、卒業後は何となく遠ざかっていましたが、ヒメの出産に「聖母病院」を選んだ時、マリア様の像をみてホッと懐かしい安らぎを感じました。この本を目にした時も、このマリア様の像に惹かれて読んでみたい!と思ったのでした。

 そしてマリア様の本とほぼ同時に購入したのが飯田史彦さんの『ツインソウル』(PHP文庫)。
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 飯田さんの『生きがいの創造~“生まれ変わりの科学”が人生を変える~』は、5-6年前に読んだことがあり、その頃、前世に関心が高まっていて、ブライアン・ワイス博士の『前世療法』も読んだのですが、飯田さんの本もわかりやすくて、大学教授らしい論理的な文章でもあり、大好きな本だったのです。その飯田さんが、その後、臨死体験をされ、その体験を書かれたのが『ツインソウル』と知って、早く内容が知りたくて、一気に読んでしまいました!

 マリア様の本は、世界の各地にマリア様が出現されメッセージを託されたことや、奇跡についても書かれているので、キリスト教に縁のない方がいきなり読むと、その「超常現象」の方に主な関心が行ってしまう可能性があり、私としてはある程度キリスト教に親しみのある方にお薦めしたいのですが、著者が世界各地を巡礼する旅の臨場感も味わえて、私は旅本としても楽しめました。
 実は全くつながりのなさそうな2冊の本ですが、私の中では共通のメッセージと受け取れる部分があり、たまたま同時に手にしたのも意味があることのように思えました。
 
 まずは私が共通のメッセージと受け取った2つのことについて。
 一つは、宗教のこと。
  基本的に宗教は同じものなのに、多くの人が宗教のために仲たがいをし、互いに敵対してしまうのは間違っているということ。宗教や宗派の違いにこだわらず互いに対立しないことが大切とマリア様がおっしゃっていること。
 『ツインソウル』の中にも、仏陀を通してでも、キリストを通してでも、向かうところは一つというような
ことが書かれていました。

 もうひとつは、祈りの力。
 私は長らく真剣に「祈る」ことを忘れていたのですが、祈りの力というものを再認識させられました。
 菊谷さんは真剣にイエス像に向かって祈った時に不思議な体験をされています。
 「私は不思議な感覚を体験した。イエスに対して向けた思いのエネルギーの束のようなものが、イエス像に向かって風のように飛んでいくように感じられたのだ。そして更に、それはイエス像を通り抜け、その背後にある見えない世界に吸い込まれていった。その瞬間、私は見えない世界とつながり、一体となったような感じがして、全身が爽快感に包まれた。(中略)しかし、それを前にして祈っている時でも、私達の思いは見えない世界に届いている。そして、私達がイエスに対してひざまずく時、それはイエスを通して、大宇宙(神)に対してひざまずいていることを意味している。その心の姿勢を持っていることが、大宇宙とのつながりを深め、そこに調和がもたらされることになる・・・。」
 一方の『ツインソウル』でも、飯田さんが「光」から与えられたメッセージの中に、
 「祈るのです・・・・・・心に光を念じながら、まぶしいものに対して祈るのです。まぶしいものを心に描きながら祈るということは、まぶしい光の次元に、魂をつなげるということです。そうすれば、あなたの傷ついた魂に、立ち上がって歩き出すための、エネルギーが送られるのです」
 
とありました。

 『聖母マリアからのメッセージ』読んだ中で、他に私の印象に残っているのは
 マリア様が何をおいても「平和」を願っておられること。
 いつになっても紛争の絶えない世界。この本を読んでから、毎晩、私は「平和を心から強く祈る」ことを続けてみようと思っています。

 『ツインソウル』中で、他に私の印象に残ったところは、
 *「人間たちは、何を目標にして、努力すればよいのでしょうか?」という問いに対し、光が
  「学び、愛し、使命を果たすことだ」と答えるところ。
 *それから、「人生の目的とは、自分のために生きること・・・・・・より正確に表現すれば、『人生の目的とは、自分の成長のために、自分なりの学びを積むこと』だと言えるでしょう。ほかの誰のためでもなく、すべては自分のためなのです。しかし、真に自分にとって価値ある学びを積もうとする人ならば、その学びの過程そのものが、ごく自然に、そのままで、世のため人のためになることでしょう。(略)」
という部分は、最近の私がぼんやり感じていたことを的確に表現してくれた箇所でした。
 *あとは、「大いに笑い、人生を楽しみなさい」という部分も深く共感しました!

 
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 飯田史彦さんの本はまずは『生きがいの創造』がお薦め(私は最近になって『生きがいの創造Ⅱ』も読みました)です。
 
***
 話は全く変わりますが、明後日から親子3人で、韓国の釜山に3泊4日の旅行に行ってきます。
 ヒメにとっては、初飛行機&初海外。海外といってもご先祖様のルーツの地[ぴかぴか(新しい)]
 私もナンピョン(夫)も、ソウルは何度も行っているけれど、釜山はお互い家族旅行で中学1年生の時に訪れて以来(たまたまたお互い中学1年生の時に行っていたようです[ひらめき])。
 ナンピョンは仕事のストレスが現在マックス[どんっ(衝撃)]で、ヒメは「突発性発疹」を経験したばかり[病院]
 家族3人、海雲台ビーチ沿いのホテルでのんびり過ごしてきます[晴れ]


コメント(2) 

コメント 2

がぶ

おお、ディープな書き込み(笑)
何を隠そううちの本棚には、飯田史彦さんが書いた本はほぼ全部ある!といってもそれは全部同居人のもので、実はアタシはまだ余裕がなくて一度もちゃんと読んだことはないのだけどね(話しを聞くだけで読んだ気になっています)。
彼自身が科学者でありながら、そういうスピリチュアルな世界を自然に受け入れているところに説得力があるんだってね。
飯田さんに限らず、いろんな人がいろんなところで、彼のような経験や世界観を実はフツーにもっているんだってことを(あまり口に出すと「変人」扱いされるので言わないだけで)、この数年の間に実感しています。

釜山!!いいな〜ア♪
私は韓国の中では、チマチョゴリにパンチパーマのおばちゃんらが、道ばたで洋服や布団売ったりしてる釜山が一番好きよ(笑)
初の韓国への家族旅行、三人とものんびり過ごして、体調をととのえてこられるといいね☆
by がぶ (2010-05-29 00:42) 

sunja

がぶさん☆ おお!ぜひ読んでみて~☆
ここ1ヶ月間、一番書きたいことはこのことだったのだけれど、私も「内容がマニアックかなぁ」と躊躇してたの。
でも、何のしがらみもない個人のブログだし、私をよく知っている人達ばかりにお伝えしているブログだから~と思いきってかいたよ!私にとっては自然なことなので、また時々書くかな~♪
 釜山報告も徐々にアップするので見てね~^^v
by sunja (2010-05-31 08:42) 

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