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もしかしたらこれが妊娠によかったかもしれない ~こころ編~ [妊娠・出産]

2010/10/26

 前回は身体面について書きましたが、今回は心の面について。
 
 私は小さい頃から、自然とポジティブなイメージを持つことが得意な方で、あまり先のことに不安を感じたりすることはない方でしたが、 子どもに関しては望んでから長くかかったこともあり、最後まで「必ず授かる」という思いは消えなかったけれど、待ちくたびれて落ち込んだ時期もありました。
 そんな私が、周りの温かい言葉やたくさんの書物の助けを借りながら、自分自身と向き合って、妊娠するまでに変化していった心の状態について振り返ってみたいと思います。
 
 *待っている時間にも意味がある
 
振り返って考えると、子どもがなかなか来なくて、待っていた時間というのは、私にとって母になる前に必要な時間だったのだと思います。
 私の場合、より幸せに育児ができるように、子どもを授かる前にクリアしておいた方がよい課題があったようです。

 私は占いが好きで色々なところでみてもらいましたが、30を過ぎてからはやはり仕事のことと合わせて必ず子どものことも聞いていました。以下はすべて別々の人から言われたこと。2005年~2007年にかけての時系列順。
  ・子どもはあなたがやりたいことを見つけるのを待っている。
  ・体が冷えているので受精卵になっても流れやすい。もっと好きなことをしましょう。魂が喜ぶ時間が少ない。赤ちゃんを待たずに日々楽しく過ごしていると気がついたらできている。
  ・赤ちゃんはもう待っている。でもあなたの体がストレスでいっぱいで降りてこられない。自分を解放して楽しむこと。余裕ができたら赤ちゃんも入ってこられる。燃焼しきれていないエネルギーを燃焼すること。そのあとにやってくる。
  ・自分をいたわらないと妊娠しない。守りの姿勢をやめてopenに。あと1年くらいでやってくる。
  ・夫の仕事のストレスが原因。ストレスが軽減されたころにやってくる。子どもは待ってくれている。
 
霊視、チャクラリーディング、カバラ数秘術、タロット・・・と別々の占いなのに、共通して「私自身が好きなことをして心から楽しむ時間が少ないことが不妊に影響している」ということを言われました(夫ももちろん仕事のストレスは抱えていてそれも影響したと思いますが)。
 
私のように占いをしなくても、なかなか妊娠しないと、その間に、健康面だけでなく、自分にストレスはないか?と心に目を向けたり、生き方についてもいろいろ考えるようになると思います。こういう機会でもないと、なかなか自分を振り返りいたわることって大人になるとしないのではないかなと思います[かわいい]
 妊娠を望み待つ時間は、自分を振り返り、大事にすることを思い出す時間だったと思います。
 そして、それは産後から一生母親となる自分にとっても、かけがえのない時間だったと思うのです。
 自分の心と体にとことん向き合うことで、自分の心身が弱った時にUPする方法を知り、自分を毎日少しの時間でももてなすことを習慣にしておくと、産後に本当に役立ちます。
 自分が幸せでいることが、周りの幸せにもつながることをわかっていると強いです[ひらめき]

  なかなか授からなかった分、2歳のヒメにも「ママのところに来てくれて本当にありがとうね[揺れるハート]」という言葉をふと気がつけば何度も言っています。そして「生まれてくることがあたりまえじゃない」という命の神秘を体験したことによって、自分や周りのひとりひとりの存在も神秘だとますます思うようになりました[ハートたち(複数ハート)]

 *強く願うけれど、執着とは違う
 妊娠に限らず、「いつもポジティブに良いイメージをもち、強く願うこと」というのはやはり夢実現のカギになる気がします。
 でも、それが実現しないと幸せになれない、それしかない、と思いつめる執着とは違う気がします。いま思うと、そういう固い心の状態だと、赤ちゃんも来にくいかな?と思います。
  
 私も30代前半は、「そうはいっても来月妊娠するかも?」と毎月のように思い、妊娠出産後も仕事を続けるつもりでいたので、慣れた職場にいた方が良い、と、ただひたすら妊娠を待つ守りの姿勢でいました。そう言い聞かせていても、皮膚炎になった頃は、ついに自分の心に嘘をつけなくなった限界だったのだと思います。
 大学院時代、3ヶ月韓国に語学留学をしたときに、あともう少しいられたら・・・という思いを残していたので、いつかまた行きたい!と思っていたのですが、結婚していて夫を置いていくなんて!という思いもあったし、30代半ばで仕事を辞めて、韓国に語学留学に行ったところでその先つながる仕事がある保証もないから・・・と封印していた思いがその頃わきあがってきて、夫に相談したら、3ヶ月だったらと理解を示してくれて、自分も週末にせっせと韓国に遊びにいくと楽しみにしてくれて、私自身、先のことは何もわからないのに、不安どころか学生時代から長く忘れていた何が起こるかわからない世界に挑むワクワクする気持ちがあふれてきて、周りに何と思われようと私のしたいようにするんだ!と思うようになっていました。留学後のことは、バイトしたり、ボランティアしたり、しばらくは退職金もあるんだから、とにかく手当たりしだい興味のあることをしてみよう!という思いでいました。こうなったら留学して帰ってくる頃に授かるのが理想だなぁと思うようになっていたくらい。

 妊娠以外で自分が心から楽しくなることを思い出しそれに没頭してみること[るんるん]そうすると願いつつも執着しすぎない状態が生み出されるようです。

 その結果、退職する月には授かり、ツワリも少しあったし、夫とともに赤ちゃんの成長を見守りたいという気持ちから留学は断念しましたが、自分の中で大きな変化がおこると、思いがけないところにも変化が及ぶのだなぁと驚きました[目]

 
 
*時期は任せる
 夫婦二人が生み出すものでありながら、やはり命は天からの授かりもの。
 その子が産まれたい時期にやってくるのだと、いま振り返ると思えます。
 何となく高齢出産といわれる35歳までには産みたい!と思っていた私は、正直35歳を迎えた時がっかりしました。
 ですが、ヒメを産んでみたら、やっぱりあのタイミングが私にとってもベストだったと思えました。
 「数年前じゃこのような良い出会いはなかった[exclamation]」と思うような出会いが産後あったり、自分自身の精神的な成長度合いなどを考えても、一番良いタイミングで来るようになっていたのだと。
 私の学生時代の友人には、30代後半で結婚する人も多く、友人の出産も、ヒメの出産と同じ年だったり、近い年になって、一緒に子育てを分かち合える時にも「あー今で良かった[わーい(嬉しい顔)]」と思います。
 
  第二子についても、もちろん生まれてくる時期、つまり兄弟の間隔(年齢差)にも意味があると思います。
 自分を振り返っても、生まれる年によって、同級生が違ってくるし、親の精神状態や経済状態も違ってくる、社会情勢まで違ってくる・・・そして、兄弟の数、年齢差、順番によっても、同じ家族にいながら経験は全く違ってくる・・・どんな人生を送るか計画してくるその子にあった時期にやってくるんだと思います[ひらめき]
 なので、いつでも迎え入れられる心と体を準備しておいて、後は「来たい時においで」とゆったり構えていてあげると良いのかなぁと思います[かわいい]

***
 ヒメをさずかったのは2007年12月ですが、その年は激動でした。
 2007年1月には、初めて子宮筋腫が見つかりました。1cmという小ささだったので経過を見守りましょうということになりましたが、妊娠どころか逆方向に進んでいるという気さえしました。そして3月には、顔に皮膚炎が発症。真っ赤にはれあがって、外をあるけないほどの顔に。原因がわからず悲しくて落ち込む毎日。そして初夏には、留学を決意。そして12月には妊娠(わかったのは翌月)。夜明け前がもっとも暗いといわれるように、とことん辛い経験をした後には、朝日が昇ってきました。
 検査すると何も問題ないのに、子どもが授からないという話は周りでよく聞きます。
 ひとりひとり、その原因や、経験の意味は違うと思いますが、私自身が子どもを望んでから妊娠するまでに、自分の心や体と向き合った結果得たものを分かち合うことで、どなたかの参考になれば、嬉しく思います[ぴかぴか(新しい)]


コメント(2) 

コメント 2

しのひゃ

読んでいて涙が出そうです。「生まれてくることがあたりまえじゃない」ガツンと来ますね。これからも人生をenjoyして、sunjaと周囲の人がもっともっと幸せになりますよう!
by しのひゃ (2010-10-28 10:09) 

sunja

しのひゃ☆ いつもたくさん感じとってくれて嬉しいです☆私も振り返って思い起こしながらこの記事を書いたことで、2歳のヒメやお腹のベビーをますます愛しく感じています☆ みんなこの世に生まれてきたくて、でもそれは簡単なことじゃなくて、いろんな奇跡が重なっていま生きているんだよね~☆☆☆
by sunja (2010-10-28 12:18) 

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