産後の体の変化

2008/10/14

 9/29に出産して2週間が過ぎました。
　オモニ（母）が家事を引き受けてくれているので、私はヒメの授乳とオムツ換えに専念させてもらっています　主婦の達人の母は、家中をピカピカに磨いてくれています。「そこまで頑張らなくていいよ～」と言うのですが、習慣で体が動いてしまうようですね
 
　さて、産前→産後の体の変化ですが、
　＊私の場合、妊娠6ヶ月目頃から少しずつ手足のむくみが出てきて、最後の2ヶ月は、手のむくみで字が書きづらいし、手に力が入りにくかったり、足も足首から下が象さんのように大きくなって、靴はかかとの無いスニーカーしか入らない程。。。でも、血圧はずっと安定していたし、病院で尿検査や血液検査などをしてもらって問題がなかったので安心してはいました　顔も時々むくんでいました
　現在、足は見た目が全く違うくらい細くなりました手はまだ少しむくんでいるかなぁ～。。。
　＊妊娠して最終的な体重増加は15ｋｇでしたが、今日計ったら10kg減っていました。赤ちゃんと羊水と胎盤の分＋？？　あと5kgで妊娠前の体重ですが、特にダイエットは考えていなくて、母乳をあげて、今後育児で動いていれば、自然と戻るかなぁ？！と思っています
  ＊お肌の調子もよくなかったのが、化粧水の浸透がよくなったような気がします。頬のシミも少しずつ消えていくという噂

　やっぱり、お腹に一人の命を宿すって、すごい変化ですね。母親は身を削って子供を育んでいるんですね・・・

　オモニがせっせと鯛のアラで出汁を取ったワカメスープを作ってくれています　ワカメスープは血を綺麗にするとか
　まだお風呂につかれないので、シャワー以外に足湯をして体を温め、血液の循環をよくしています

入院中のこと

2008/9/29-10/6

　ヒメの授乳で明け方から起きていますが、いまナンピョン（夫）が抱いてくれているので、その間にブログを書いています

　当初5日間の入院予定が、帝王切開になったため7日間の入院生活となりました。
　自宅に早く帰りたい気持ちと、すっかり居心地よくなじんだ病院を去るのが何となく寂しい気持ちとが微妙に混ざり合いながらの退院となりました

　＊帝王切開のこと
　全く予備知識がなかったのですが、お腹の傷をみたら、縦方向ではなく、横方向でびっくり！しかも下の方なので、下着を着けると外からは全く見えないのです。ビキニを着ても大丈夫です（着ないだろうけど）
　手術の当日と翌日はさすがに痛くて痛み止めの注射を打ってもらったりしましたが、生まれ立ての小鹿のように足が震えながらも、翌日には歩きましたその翌日にはシャワーを浴び、そして5日目には抜糸（抜鈎（ばっこう）と言うらしいですが）しました。

　＊母乳のこと
　産前、乳首マッサージをしても（そんなに熱心にはしなかったけれど）、一滴も母乳が出た事はありませんでした。マッサージをすると母乳が少し出たという人の話も聞いていたので、“私はちゃんと出るのかしら”と思っていましたが、助産師さんいわく、「胎盤が外に出されることと、赤ちゃんに吸われることで、母乳を出すスイッチが入るんですよ」とのこと　確かに初日は明らかに出ていない私のおっぱいを、ヒメが一生懸命吸ってくれたお陰で、翌日から少しずつにじみ始め、ヒメの体重も順調に増えていき、退院時には、今後も十分に出ている母乳だけで大丈夫でしょうということになりました。
　産まれて3日間は、赤ちゃんは十分に水分と栄養を蓄えているから、あまり母乳が出なくても大丈夫なんだそうです
　女性の体も赤ちゃんの体も本当によく出来ていますね。。。そして産まれてすぐにママのおっぱいを力強く吸う赤ちゃんの本能もすごい

　＊様々な出産
　同時期に入院していたママさん達と話をしていると、お産は本当に様々ですね。。。
　三日間の陣痛に苦しんだ人、34週の早産で赤ちゃんが保育器に入っている人、分娩室に入ってから5時間もかかって3700gの赤ちゃんを出産した人・・・。いろんなお産のストーリーがあって、ママも赤ちゃんも本当に良く頑張っているなぁと思わされました

お産を終えて

2008/9/30

　お産を終えて、激動の一日を興奮状態で振り返りながら、病院のベッドで考え＆感じていたことは、
　＊妊娠も出産も、あたりまえではなく、「有り難い」ことなのだということ。
　授かることも、無事産まれてくることも、“奇跡の積み重ね”だという思いを強くしました。
　忘れがちだけど、自分のことも含めて、命があるだけで“感謝”なんですよね

　＊病院のスタッフや先生方の対応を振り返ってみると、素晴らしいチームワークだったし、患者には不安を与えないように配慮しながら、的確かつ迅速な対応で、スタッフも先生も最高に格好良くみえました
　手術中、ずっと手を握ってくれたり、涙を拭いてくれた助産師さんの存在も心強かったです。
　人を助ける仕事、しかもプロフェッショナルな仕事ぶり。。。学ばされる事が多かったです。

　＊「結局、2回心拍数が落ちたのは何だったんでしょう？」と聞いたのですが、産まれて来た時は、首にへその緒が巻き付いているわけでもなかったし、何が起こっていたかは結局わからず、「赤ちゃんのみぞ知る」ことだそうです。。。

　＊ナンピョン（夫）がずっと傍に居てくれたことが支えでした。
　もともと立会い出産を予定していたけれど、急遽帝王切開になって手術室には入れなかったのですが、手術室へ見送る時も、力強い応援を、言葉少なくも目で語り温かい手で伝えてくれたし手術を終えて再会した時も、「よく頑張ったね～」「可愛い赤ちゃんだったね～」とねぎらいの言葉をかけてくれて、一緒に激動の一日を共有することができました

　＊産後、助産師さんが「自然分娩を希望してらしたのに、急遽帝王切開になってのお気持ちを聞かせてください。急遽帝王切開になった方々の中には『自分は普通に産んであげられなかった』とご自分を責める方が多いのですが、いかがですか？」と聞きにこられました。
　確かに、自然分娩を希望していたけれど、経験して思うのは、“何より赤ちゃんが楽で無事であることが一番”ということです。それを叶えられたのだから、お産のスタイルはどんな形でも良いと思いました
　私の好奇心から、同時期に入院していたたくさんの（自然分娩をした）ママさん達に、詳しい陣痛から出産にいたるまでのことを聞いて教えてもらい、疑似体験した気になりましたけれど～
　
　＊出産後すぐ、オモニ（母）に「二人目も欲しいわ」と話したら、「あらあら、痛い思いをしたばかりなのに、そんな風に思えるなんて」と笑われましたが、素直にそのように思えたということは、今回の出産は私にとってやはり“幸せな体験だった”ということなのです赤ちゃんとの初めての対面の瞬間は一生忘れられない感動体験です　

出産体験③ ～出産当日～

2008/9/29

　赤ちゃんの心拍数が一度落ちたので、その後は助産師さんが二人がかりで付き添ってくれて（もちろんナンピョンもずっと付き添ってくれていました）、陣痛の度に腰をさすってくれたり暖めてくれたり、モニターの赤ちゃんの心拍数も気にしてみてくれていました

　その後ずっと赤ちゃんの心拍数は安定
　陣痛は５分間隔で、息を「はぁはぁ」吐いていないと辛い感じ。この感じで３分間隔、１分間隔になっていったらいいね～なんて話しながら、でも出産は朝になるだろうと助産師さんやナンピョンと話していました。

　担当の医師と、前回の健診の際に、「週末を待って（9/27&28)陣痛が来なければ、予定日もかなりすぎていることだし、母体も赤ちゃんも元気だけれど、9/29には促進剤を使いましょう」という話をしていました。なるべくなら、“赤ちゃんが産まれてこようとして自然な陣痛が起こる”のを待ちたかったので、この土日に陣痛が来ると良いなぁと願っていたので、9/28にいよいよ本格的な陣痛がやってきたことはとても嬉しいことでした

　皆がすっかり安心していた午前２時半～３時前ごろ、再び赤ちゃんの心拍数が落ちてしまいました
　その時は私だけがモニターの心拍数をみていて助産師さんも居なかったので、慌てて鈴を鳴らして呼びました！　お腹の中のことはわからないけれど、またへその緒を握ったか、圧迫されているか、赤ちゃんの体勢が変わったか、、、再び何かが起こったようです
　再度、慌てて助産師さんや当直の先生が駆けつけ、その後、心拍数はすぐに110-160の正常範囲に戻ったのですが急遽帝王切開手術をすることが決まりました
　　
　私としても、お腹の中で何が起こっているかわからないし、赤ちゃんが苦しいのは一番辛いので、とにかく早く取り出してあげてくださいっという気持ちでした

　その後の対応の早いこと早いこと　
　あっという間にベッドごと手術室へ。当直の先生に加え、いつもの担当の先生も、夜中にも関わらず、すぐ駆けつけてくださいました。
　その間も５分毎に陣痛がやってくるのが辛くて、麻酔が効くまでは「はぁはぁ」言って逃していました
　骨髄麻酔はすぐに効いてきて足がしびれる感じでした
　手術中、もちろん痛みはないけれど、意識ははっきりしているし、お腹の皮をひっぱられる感じはずっとありました。。。手術開始から20分くらいでしょうか？　午前3時25分。元気な産声が聞こえました
　すぐに「元気な赤ちゃんですよ～」「あら、大きいですね」という助産師さんの声を聞いてホッ
　元気であることを確認した後は、すかさず「（男女）どちらですか？」と聞いたのですが、「女の子ですよ」という答えに、家族や友人のびっくりする表情を想像して、ついニンマリしてしまいました
　自然分娩だったらカンガルーケアの予定でしたが、帝王切開になったので、近くに連れてきてもらって、私が赤ちゃんのほっぺを少し触っただけですぐに検査に連れていかれましたが、「かわいい～」と思わずつぶやいて、私の頬を安堵の涙がツーッとつたいました

　手術後は、麻酔のせいらしいですが、ガタガタ震えがきて止まりませんでした。
　27日夜からほとんど寝ていないのと、急な展開の一日だったのと、無事出産した安堵の気持ちとともに、ドッと疲れが出てきました。。。

　出産３時間後の6時30分、全ての検査を終えて、何の問題もなく元気なことが確認された姫ちゃんは、私達のいる病室にようやくやってきて、横たわっている私の胸に乗って、初めておっぱいも吸ってくれました。
　看護師さん達がびっくりするくらいの、強い吸い付きで元気に上手に吸っていたようです

　こうして我が家の姫ちゃんは、心配したものの、元気に産まれてきてくれました
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

出産体験② ～9/28 入院そして一時外出～

2008/9/28

 ベッドに入って間もなく、夜中0時から10分間隔の定期的なお腹の収縮がやってきました
これまた痛くはないので、午前2時まで待ってみたけれど、10分間隔が続いていたので、病院に相談の電話をして病院へ向かうことに。
 2:40病院にナンピョンと到着。モニターをつけてみると、張りはさほど強くないものの10分間隔であるし、内診の結果子宮口が3cm開いているということで、そのまま入院することに。
　ところが、午前中、痛みは少し増して来たけれど、30分に一回とか15分に一回とか張りの間隔があき始めたのです。
　間隔が一定でどんどん縮まっていくと陣痛をみなされるけれど、間隔があきはじめたことで、まだ陣痛の始まりではないとみなされ、一旦夜まで外出するよう薦められました

　ナンピョンと一旦自宅に帰り　昨夜から寝ていないので、二人で昼寝
　夕食も済ませて病院に戻りました
　病院に戻る途中20時30分から5分おきの陣痛が　今度は、痛くて、歩いていても立ち止まって、腰をさすって、ハァハァ息を吐かないと辛い感じ　

　病院に着くと、陣痛室の隣の分娩室から産まれたばかりの赤ちゃんの鳴き声が
　私は、さっそくモニターをつけて赤ちゃんの心拍数とお腹の張りを観察　陣痛は「いたたっ」と声が出てしまう感じ。
　助産師さんから「赤ちゃん同士って通じるのか、他の赤ちゃんの産声を聞くと、他の赤ちゃんが反応してお産が進んだりするんですよ～」なんていう話を聞いていたところ、分娩室から先ほどの赤ちゃんが出てきて、その泣き声に反応したのか、私のお腹の赤ちゃんが、ボコボコボコッという激しい胎動を起こして、その直後に、モニターの心拍数が、普通110-160の範囲のところ、60や70の辺りをうろつき始め、たまに赤ちゃんの向きが変わって心拍が取れないことはあったけれど、それとは違う感じを受けて、慌てて助産師さんを呼びました
　かけつけた助産師さんが顔色を変えて、他のスタッフを呼び、途端に3-4人の助産師さんと当直の先生までかけつける騒ぎに　私の体勢を変えることで、心拍数が正常な110-160の範囲に戻ってホッと一息
　お腹の様子がわからないから何とも言えないけれど、激しい胎動の時に、赤ちゃんが自分の手でへその緒をつかんだのかもしれないとのこと。それで血液の流れに滞りができて、心拍数が落ちたのかもしれないとのこと　当直の先生が、「もう一度心拍数が落ちたらその時は、帝王切開にしましょう。」とおっしゃって、私も、赤ちゃんの無事が一番なので、もしそうなったらもちろんそうして頂きたいと納得しました

出産体験① ～9/27 前駆陣痛～

2008/9/27

  9/27（土）は、出産予告の夢を見ていた事もあり、出産スタンバイ状態でした
　朝風呂にゆっくり入り、お昼は夫婦で散歩して、その後ＤＶＤ（『ボーンアイデンティティ』）を観たりと、リラックスしてのんびり過していました

　午後7時すぎに、生理が始まる日のような下腹部の重たさと腰痛があり、軽く張っているなぁと感じ、少し出血もありました。30分感覚だったり15分間隔だったりその張りがやってくるのも定期的ではないし、全然痛くはないので、陣痛とは言えないのだろうなぁと思い、12時前にベッドへ。

　この日は、こんな感じでした。。。

出産しました！

2008/9/29

　2008/9/29(月）午前3時25分　3344ｇ　51.2cmの女児を無事出産いたしました

　夢で妊娠を知らせてくれたのも、繰り返し夢に出てきたのも男の子でしたが、産まれて来たのは僕ちゃんではなく、姫ちゃんでした　
　ナンピョン（夫）は早速メロメロパパぶりを発揮しています
　ようやく会えた我が子　可愛くて可愛くて毎日幸せに浸っています
　これから追々、出産体験などもブログにアップしたいと思っています

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ベビーマッサージオイル

2008/9/25

　ここ最近、友人の出産祝いには、ヴェレダのベビーケアシリーズを贈ることが多かったのですが、わが子の為に購入するのをすっかり忘れておりました

　そんな話をしていたら、ナンピョン（夫）がぼくちゃんの為にプレゼントしてくれました
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　ベビーオイル（左）とベビーバーム（右：おむつまわり用ケアクリーム）の2点

　贈ったママさんからの感想としては、赤ちゃんもリラックスするけれど、赤ちゃんを抱くたびに香りが漂ってママも幸せな気分になるそうです

　ナンピョンはずっと仕事が忙しい日々が続いていて、何とかその日のうちに帰ってきて、なるべく家でご飯を食べるのですが、夕食後すぐベッドに入ってもあっという間に1時とかになっています
　これからもそんな日々が続きそうで、「もっと、ぼくちゃんとの時間を楽しめると思っていたのに～」と残念そう。。。何とか出産には立ち会ってもらう予定ですが、疲れきっているナンピョンが心配です
　でも、こんな時だからこそ、我が子の存在に大いに救われるのでしょうね～

11ヶ月目（41週目）の妊婦健診

2008/9/25

　予定日から1週間が過ぎました
　でも、予定日の前後、37週目から41週の終わりまでの5週間が正期産の範囲なので、出産の可能性のある時期って1ヶ月にわたっているんですよね～　勝手に早いと思い込んでいた私としては、早く会いたくて会いたくて待ち遠しい毎日ですが・・・。

　先週「27日に産まれる」という夢を見たときは、“まさかそんな遅いわけないよなぁ～”と思っていたけれど、段々27日が近づいてきたので、これってお告げだったのかしら？と思い始めています
　どうなることやら？楽しみです
　
　今日は、超音波検査の結果3280gと言われました　先週は3600gだったのに、やっぱり産まれてみないと正確な重さもわかりませんね

　今日も、私もぼくちゃんも元気で問題なく、子宮口は1.5cm開いていて、お腹の張りも定期的に来ているとのこと。今週末まで再び様子を観ることになりました

11ヶ月目（40週目）の妊婦健診 その２

2008/9/22

　今日は、毎週の健診とは別に、予定日を過ぎているので、経過をみるために予約が入っていました

　モニターで、心拍数、胎動、お腹の張りなどをみてもらいましたが、
　ぼくちゃんは、相変わらず元気なようで、私の方も時々陣痛に似た張りが来ているようです
　先週よりは、下がってきているそう。

　いつ産まれても良い状態なので、希望すれば、日を決めて入院して陣痛を起こすこともできる（陣痛促進剤）そうですが、私としては、母子共に問題がなければなるべく自然に待ちたいと伝えました
　もちろん、医学的に早く産む必要が出てきたら従いますが、母子共に問題なく元気であれば、自然に任せて待ってあげたいなぁと思って

　出産が近づくと、段々胎動が減っておとなしくなると聞くし、既にちょっと静かになってきているかなぁと思っていたのですが、今日のモニターではかなり元気に動いているそう。一体いつ産まれてくるのかしら？まだのんびりしたいのかしら？

　看護師さんが、他の妊婦さんに話していたのを聞いたのですが、
　「今年はこの夏の暑さで夏バテ妊婦さんが多くて、分娩室からの報告によると、陣痛が始まってから出産までの時間が長くなる傾向なの。夜眠れないなら、昼寝をいっぱいして疲れを取って、体力温存しておいてね！」だそうです。
　私も夜は、小刻みに起きてしまいますが、日中眠いので、たっぷり昼寝しております
　いまのうち、しっかり寝ておきまーす